マタニティ歯科

マタニティ歯科は、未来の赤ちゃんのための検診・治療です。

マイナス1歳から始めるマタニティ歯科。

赤ちゃんの歯のケアはお腹の中にいる時からスタートしてほしいのです。なぜなら妊娠7週目には歯のもとである歯胚(しはい)が作られはじめ妊娠中のお母さんの健康状態や栄養状態が赤ちゃんの歯に大きく影響します。

また、虫歯の原因は「虫歯原因菌(糖分を分解して歯を溶かす酸をつくる菌)」による感染と判明しています。その中でも「ミュータンス菌」と呼ばれる原因菌が繁殖することで虫歯が起こりやすくなります。

ただ、生まれたばかりの赤ちゃんの口の中は清潔。虫歯原因菌もありません。では、どうして虫歯になりやすい子とそうでない子がいるのでしょう? その答えはママにあります。ママの唾液を介して虫歯がうつってしまうからです。また、唾液による媒介がなくても、ママに虫歯が多いと赤ちゃんも虫歯になりやすい研究結果も報告されています。

歯磨きのできない赤ちゃんを虫歯から守るのは、ママの役目。

妊娠中は女性ホルモンのバランスがくずれて歯周病や虫歯になりやすくなります。胎児のことを考えると、「歯科治療をしてもいいの?」「レントゲンは大丈夫?」「赤ちゃんに麻酔薬の影響はない?」など、歯科医に通うことに不安を感じる方も多いと思います。この点に関しては安心してください。基本的にレントゲン撮影は行いませんが仮に撮影しないと状況が把握できないケースでも、当クリニックのレントゲンのシステムは最大90%放射線カットなので大変体にやさしいレントゲンです。歯科検診に使うデンタルフィルム1枚の投与量はわずか200~400ミリテラッドで、さらに撮影時は腹部をエプロンで保護するので胎児に影響はありません。局所麻酔も同様で、微量のため胎児への影響はほぼ皆無です。

虫歯予防の先進国フィンランドでは、妊婦さんに虫歯予防の指導を行っているそうです。マタニティ歯科はママと、これから生まれてくる赤ちゃんの虫歯を予防する検診・治療。歯磨きのできない赤ちゃんを虫歯から守るのは、ママの大切な役目です。

マイナス1歳から始めるマタニティ歯科。

ここでは当院のマタニティ歯科について説明させていただきます。

まずは問診票とカルテの作成を行います。妊娠期間、出産日、つわりの有無など記入して頂きます。続いてお話を聞かせていただきます。その後に口腔内検診。気になる虫歯や歯周病のチェックを行います。必要に応じてレントゲン撮影をすることもありますが、先程述べたように胎児への影響はほとんど皆無なので安心してください。

一連の検診を終えた後で治療計画を提案させていただきます。ただし、妊娠中はつわりなどで体調がすぐれないことが多いのも事実。歯科治療は安定期に入った妊娠4~8か月頃に、集中して済ませてしまうのがいいでしょう。

当院では安心して治療が受けられるよう環境を整えています。

  • ふっかふかチェアー
  • iPadで遊べます
  • お母さんにも安心の設備

当院は、妊娠中の体に負担がかからないよう、全身を柔らかく包み込むような「ふっかふかチェアー」を導入しています。つい眠ってしまうほど、リラックスした状態で治療を受けることができますよ。また、最新型のデジタルレントゲンを採用し、従来のレントゲンに比べて被ばく量を最大90%カット。撮影した画像はすぐにTVモニターで確認することもできます。

また、小さなお子さんを持つママのスタッフも多数働いています。だから、小さなお子様がいても安心して来院ください。絵本やオモチャも用意していますので、ママの治療中もお子さまを退屈させません。

マイナス1歳から始めるマタニティ歯科。環境も技術もそろったすぎうら歯科クリニックで、ママと未来の赤ちゃんのために、健康なお口になりましょう。